男は去り、鍋が残った　（今日の名言)

↑今日、麻布十番でお蕎麦をご一緒した｢しろがねーぜ｣のお言葉です。

なんだかくやちかったので(ステキ過ぎて)
アタクシも一句。

　男は去り、バーチャロンスティックが残った。

･･･ダメじゃん。
やはり、オンナとして、そういう女はどうか、という問題。


それはさておき、
高校時代のダチが、大分の山奥で家具職人をしているのですが、
披露宴に出席するとかで、東京に来てまして。
イデーやらカッシーナやらの、
超高くて超オシャレで有名な家具屋に行きたいというので、
せっかくなのでご案内などを。

とりあえず、
世界中から、コジャレてバカ高い家具が集められてるわけで、
家具職人大喜び！
店だっつーに、バッシバシ写真撮ったり、
メジャーをポケットから出して、採寸したり(･･･)
カタログや本を買いまくったり、
ずいぶんご満悦のよう。

披露宴に来たんだか、
家具の勉強に来たんだか、
わからないとまで言い出す始末。
･･･おいおい。

一枚板と合板って、触っただけで中身が見えるっていうか、
重さが違うっていうか、
良し悪しがわかっちゃうんだよね。

傷がついたら、途端にみすぼらしく見える家具と、
傷さえもアジとなって、カッコよく見える家具。

一生付き合える机、欲しいです。
仕事机。
一生仕事を続けたいから。
物を捨てるっていうことは、
自分の蓄積を捨てるって事でしょうよ？

コッチも、良い家具選びのウンチクを教わりつつ、
外苑前から骨董通り、表参道経由で原宿までの道のりを歩いたわけで、
イイお散歩になりました。